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  • tyoshikawa2106

芝と土のグラウンドの違いを感じながら

6月1日(土)、岐阜県立可児工業高等学校のグラウンドで特別な練習を開催しました。今回の練習は、可児工業の大薮監督のお招きにより実現し、中学生は高校生と合同練習、小学生は単独で練習を行いました。



普段は芝のグラウンドで練習をしている私たちにとって、土のグラウンドでの練習は初めての経験でした。土のグラウンドは芝に比べて固く、体が汚れやすいため、最初は手や腕についた土が気になる様子が見受けられました。練習が始まった直後は、頻繁に手や腕の土を払い落とす姿が見られましたが、時間が経つにつれて、子どもたちは土の存在を気にせずに練習に集中するようになりました。



特に印象的だったのは、小学6年生の生徒たちが、前日の雨でできた水たまりに飛び込んで泥だらけになっている姿です。現代では芝のグラウンドが主流ですが、昔は土のグラウンドが一般的で、砂まみれになりながら毎日練習をしていました。その時代を思い出させるような光景でした。



土のグラウンドで練習することには、いくつかのメリットもあります。例えば、転倒したときに痛くない倒れ方を学ぶことができます。また、土の硬さや不安定さに対応することで、体のバランス感覚や強さを養うことができるのです。この日は、普段とは違った環境での練習を通じて、子どもたちは新たな経験を積み、成長する機会を得ました。



中学生は、高校生との合同練習を通じて、多くの刺激を受けました。高校生たちの大きな体格、力強いプレー、そしてスピードに圧倒されながらも、その姿を見て学ぼうとする姿勢が見られました。高校生たちの丁寧な指導により、中学生たちはパスの精度を高める方法やタックルの基本、試合中のポジショニングなど、多くのことを吸収しました。試合形式の練習では、高校生との体のぶつかり合いから多くを学び、自分たちの弱点を知る良い機会となりました。



手や足、服が砂だらけになりながらも、全力で練習をやりきった子どもたちの表情は、清々しさに満ちていました。

最後に、今回の合同練習を実現してくださった可児工業の大薮監督、コーチ、そして選手のみなさんに心から感謝申し上げます。皆さんのおかげで、中学生と小学生は大きな成長を遂げることができました。今後もこの経験を活かし、さらに練習に励んでいきたいと思います。

KAMOラグビースクール一同、心より御礼申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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